毎日が給料日であれ

普通の会社のちょっと変な人の物語

だから僕は就活をやめたんだ

こんちちちは。

諸般の事情で係長の一部業務を引き継いで地獄を見た一般社員です。このレベルの仕事をマルチで行える先輩はどうなってんだ先輩は。

 

さて、僕は依然として当社のポンコツ代表兼お荷物として活躍中なのですが、そんなポンコツにも仕事が一部降ってきます。

その仕事ですが、簡単に言えば就活補助です。内々定者と話したり、相談の連絡をくれた母校の後輩に就活の話をしたりすることなどですね。僕にはとてもできない。

 

そんな訳で(?)、僕の就活珍道中を振り返りたいと思います(??)。これさえ見ればいかに「計画性」が大事か分かります。反面教員免許があれば間違いなく顔パスで通る僕が保証します。

 

 

〜大学3年 夏〜

君と夏の終わり

将来の夢

そんなものはない

当時は「大学院に行くかァ」くらいの気持ちでした。後に研究能力の無さに絶望するのは別の話です。

ちなみに僕は長谷部誠の著書の影響で「常に最悪を想定する」ようにしています。なので、「大学院行くかァ」と同時に考えてることがありました。

「大学院に落ちる(9月)」

「行くアテが無くなる(冬)」

「適当に就活する」

「卒業間近に残ってる企業はブラックでは?」

「ブラックる。都留文科大学人生卒業学部」

 

不味い。非常に不味い。

そう、僕は直感したのです。在学中ですら日本中をフラフラして散財した人間にフリーターは無理だと。

そして決めたのは就活です。就活を始めるには業界を絞る必要があります。

我ながらトコトン救えないと思うのが、ここでマスコミを志望したことです。朝倉光一っぽく言うと「何かになりたかった」のでしょう、クリエイターという最難関業界を3年の夏に決めたのは救えなさすぎました。

 

そんな訳でインターンに申し込みました。先々を考えずに行動するのは僕の長所であり短所です。

全国区と地方のテレビ、新聞、広告代理店のインターンに申し込んで、全国区は案の定全滅したのですが、地方は総ナメしました。ここから僕の盛大な勘違いが始まります。

 

 

〜大学3年 秋〜

インターンで意識の高いかつハイスペ学生たちに出会い、引き続きインターンの応募を決めます。酒と飯が好きだったので、酒類・食品メーカーに応募しました。

ちなみに大手のインターンのいいところは景品があるとこです。以下写真のようにタダ酒にありつけました。

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ちなみこのメーカーのインターンですが、

社員「はい、この書類(10p)を5分で読んで分析して発表して」

インターン「はい!このデータでは……」

「あわわわわわわわわわわ(ビールだけに)」

という有り様で、散々でした。大学名言ってたら弊学の評価はうなぎ下りだったことでしょう。

 

 

〜大学3年 冬〜

大手テレビ局の採用が始まります。ぶっ壊されるとこを除けば5つあり、4つは書類なり一次面接なりで敗退しました。

引き算すれば分かりますが、ただ一つだけ僕を本社面接まで向かい入れた変態局があります。バラエティ最強と謳われてるあそこです(最近テレ朝に押され気味)。

 

今でも覚えていますが、僕は電通本社と並ぶ新橋のクソデカ本社に行って目を輝かせました。

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デカい(デカい)。

 

到着してロビーに行くと、美人の姉ちゃんが5人くらい並んで受付にいました。ただでさえ緊張してるのに、美人にぶちあたり更に緊張します。ゲスト専用の入社証を貰って改札を通ろうとしたのですが、「ピッ」ってするとこが見当たりません、なんて田舎モノに不親切な会社だ。

「ビーーーーーーーーーッッッッッッ!!!」という改札音とともに、姉ちゃんが慌てて駆けつけてくれました。「就活ですもの緊張しますよね」という憐憫に近いフォローを受けて上の階を目指します。

 

指定されたフロアに着くと担当の人が待ち構えており、控え室に案内してくれました。緊張ほぐすためのトークをしてくれたのですが、

担当「山下くんが乗ってたエレベーター、ちょっと前に石原さとみが乗ってたんだよ」

僕「あひゃひゃひゃひゃひゃ(たぶんこんな反応をした)」

と、こんな調子でした。もう終わりだよ。

ちなみにこの企業ですが、相当イイとこまでいきました。通過連絡がメールでなく電話になったあたりから「俺が日本のバラエティ業界を変えるのか……」などと悦に浸っていました。

 

で、イイとこで落ちました。1週間なんもする気になりませんでした。小6の時にパワポケ10の芳槻桜空に目の前で投身自殺されて以来の虚無感でした。芳槻桜空をすこれ。

 

 

〜大学4年 春〜

待ち望まなくとも春は来ます。虚無を乗り越えマスコミの壁を知り、僕は食品ばっかり受けてました。また難関受けてるよこいつ。

就活ですが、最終面接近辺までの通過率は圧倒的でした。「変な大学で変なことしてた変なヤツ」というインパクトのおかげで、順調な就活だったと思います。

 

そんな僕の最大の勘違いは「学生時代の話でゴリ押せる」と思ったことです。そう、志望動機なんか大した考えたことが無かったんです。

だから最終になると軒並み落ちました。ミカサ・アッカーンの言う通り世界は残酷なんですよ。

 

で、なんとか誤魔化しきれた会社がいくつか残りました。地方銀行、保険、食品商社、そして現在の会社です。ちなみに前二つは薄い志望動機で何とかなって、商社は食べ物の話でゴリ押し、現在の会社は志望動機を大した聞かれませんでした。で、今の会社を選んで現在に至ります。ちなみに受けた理由は社風が明るくて面白そうだったから、入社理由も同様です。

 

そんなこんなで僕の就活は閉幕しました。首になっても教員免許がなんとかしてくれます。だから安心してポンコツしようね??

 

今回はこんな感じです。この中から何をピックアップして後輩に話せと言うんだ状態ですが、頑張っていきたいと思います。

 

それではでは。

 

【コメ返しコーナー】

今回はこちら

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いいや、読むね!!(アホ)

ちなみに読んだところで会社に行かないとどうもなんないことが多いので、出社後に何とかしてます。ただ返信のタイミングは困りどころ。

休日はしっかり休まないと平日に死ぬので、とりあえずは休むことにしてます。みんなも休んでホワイトJAPANにしていこう。

 

そんなこんなでこんな感じです。では何かあれば以下にお願いしますですよ。

https://marshmallow-qa.com/exam007?utm_medium=url_text&utm_source=promotion